忘れてはイケナイ物語り

野坂昭如 戦争童話集
~忘れてはイケナイ物語り~
(絵:黒田征太郎)

【2016/8/6(土)~9/2(金)】
★4プログラム・日替わり上映★

黒田征太郎 ■8/5(金) 公開記念プレイベント開催!
 黒田征太郎さんと一緒に映画を見て、絵を描き、話をしませんか?
 イベント詳細・予約方法は→こちら
©Mariko Tagashira
★「野坂昭如 戦争童話集 忘れてはイケナイ物語り原画展」
 心斎橋BIGSTEP B2F「KAKIBA」にて8/31(水)まで開催中
 詳細はこちら→http://big-step.co.jp/event/detail/902
たったいまも、この地球のどこかで戦争はおこなわれています。弱いものをふみにじり殺してしまう戦争をつくりだしているのは僕達にんげんです そんな戦争のことを「?」と考えて話しあうきっかけにと われわれは野坂昭如 戦争童話集 映像版をスタートさせました。
野坂昭如の「戦争童話集」が、黒田征太郎の絵とともに映像化。
忘れてはイケナイ物語り12話をぜひご覧ください。
戦後なんて、この地球上に一度もおとずれていない―。
野坂昭如氏原作の「戦争童話集」が『婦人公論』に連載されたのは、70年安保の翌日、1971年のことでした。
その頃の日本は「万博景気」に沸き、国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンが始まるなど、高度成長のもたらした豊かな時代を謳歌しつつ、「戦争」を遠い過去の記憶にしようとしていました。
その時、少しぬるま湯につかり始めた日本を警告するかのように、この「戦争童話集」の連載が始まったのです。
黒田征太郎は、原作を何度も読み返すうちにこう考えました。「みんな、『戦後』などとカンタンにいうけれど、『戦後』なんて地球上に一度も訪れていないじゃないか」と。そこで「戦争」を遠い記憶にしてしまわないようにと、「戦争童話集」の映像化を思い立ち、黒田のその思いを熱く受けとめた人たちが集まって〈野坂昭如作「戦争童話集」映像化・忘れてはイケナイ物語り〉プロジェクトが開始されたのです。
この度、シアターセブンでは、1プログラム3話・合計4プログラムを日替わり上映いたします。
それぞれの作品は独立した物語りとなっておりますので、どのプログラムからでもご鑑賞いただけます。
こどもから大人まで、戦争について考える童話12話を、この夏ぜひご覧ください。
スタッフ
原作:野坂昭如
絵:黒田征太郎
音:近藤等則
映像:佐藤輝
脚本:仲畑貴志
脚本:日暮真三
アート・ディレクション:長友啓典
野坂昭如(原作)
1930年鎌倉市生まれ。旧制新潟高校を経て、早稲田大学文学部仏文科に在学中からCMソングの作詞やコント作家、テレビの台本など、さまざまな仕事につく。1963年に「エロ事師たち」を発表。三島由紀夫や吉行淳之介に絶賛されて流行作家となり、“焼跡闇市派”と呼ばれる。1968年、「火垂るの墓」と「アメリカひじき」の二作で、直木賞を受賞。文壇の中心人物として長く活動し、2003年に脳梗塞で倒れてからも十数年、闘病生活のかたわらに執筆を続けていた。2015年12月9日逝去。享年85。
黒田征太郎(絵)
1939年大阪生まれ。米軍軍用船乗務員など多くの職を経て、1969年長友啓典とK2設立。1994年「野坂昭如/戦争童話集」12話映像化プロジェクト開始。2004年よりPIKADONプロジェクトを展開。2011年震災後、神戸・大阪・盛岡・南三陸町・北九州にてポスターライブ(売上金全額寄付)。仮設住宅の壁画制作や廃材をしようしたクリスマスツリー制作など現在も進行中。『怒る犬 MAD DOGS』(岩波書店)『火の話』『水の話』『土の話』(石風社)出版。2015年『教えてください。野坂さん』(スイッチ・パブリッシング)出版。国内外でライブペインティング・壁画制作・絵話教室・ホスピタルアート等幅広く活動中。
各プログラム紹介
プログラム ① (64分)
小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話
小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話
日本海軍の潜水艦を自分の仲間だと思いこんで恋をしてしまった一頭のクジラが、その恋人を守るためにくりひろげる美しくも哀しいラブ・ストーリー。人間を疑うことを知らないクジラの、一途な思いが、胸を打ちます。
ナレーション:大塚寧々
凧になったお母さん
凧になったお母さん
戦火の中を逃げまどう、カッちゃんとお母さん。燃え上がる火の中で、お母さんはカッちゃんのために、必死に子守歌を歌います。「どうせ死ぬのなら、苦しみ少なく」と歌います。カッちゃんはいま、どこにいるのでしょう。
ナレーション:中山千夏
年老いた雌狼と女の子の話
年老いた雌狼と女の子の話
年老いた狼が死場所を求めてさまよい歩いている時、病気で捨てられてしまったキクちゃんという女の子に出会います。
キクちゃんと会ったことで再び生きる勇気を取り戻した狼と、一人ぼっちのキクちゃんの運命は?
ナレーション:宮沢りえ
プログラム ② (72分)
青いオウムと痩せた男の子の話
青いオウムと痩せた男の子の話
小さな防空壕の中にオウムと男の子が住んでいました。戦死したお父さんが南の国からおみやげに買ってきてくれたオウムは、爆撃のショックで言葉を忘れた男の子にダイジョウブ?と語りかけ男の子を励ましつづけます。
ナレーション:薬師丸ひろ子
干からびた像と象使いの話
干からびた像と象使いの話
戦争になり、動物園の動物たちが処分されることになりました。人間が食えないのに、動物にやる食料などないというのです。
像を殺せと命令を受けた象使いのおじさんは像を連れて動物園を逃げ出し、スリリングな旅に出ます。
ナレーション:藤村志保
赤とんぼと、あぶら虫
赤とんぼと、あぶら虫
赤とんぼと呼ばれる小さな飛行機に乗って、敵機に飛行機もろとも突っこんでく特攻隊。しかし、突っこみそこなって帰るところもなく、南の島に不時着した少年飛行士は、一匹のあぶら虫と友達になり、命の尊さを知ります。
ナレーション:寺尾 聰
プログラム ③ (70分)
八月の風船
八月の風船
日本軍の秘密兵器“ふ号兵器”。大きな風船に爆弾を仕掛け、ジェット気流にのせてアメリカ本土を直接攻撃する実際にあったお話です。紙とコンニャク糊で作られた風船爆弾は、はたしてどこまで飛んで行ったでしょう。
ナレーション:小林 薫
捕虜と女の子
捕虜と女の子
日本軍に捕らえられた捕虜のスティーブは、焼け落ちた収容所から逃げ出し、人気のない横穴壕で小さな女の子に出会います。言葉を超えて、本当の兄妹のように仲良くなったスティーブと女の子を待ち受ける運命の皮肉!
ナレーション:桃井かおり
ソルジャーズ・ファミリー
ソルジャーズ・ファミリー
食料のない南の島に取り残された兵士たちを飢えがおそいます。三百人いたのが、いまでは五人に。
一番若くて元気だった兵士も、やがて龍宮城へ、冒険ダン吉の国へ、日本へと、夢の世界をさまよいはじめました。
ナレーション:黒柳徹子
プログラム ④ (79分)
馬と兵士
馬と兵士
馬が大好きな若い兵士は、爆弾で傷ついた馬と一緒に兵営を逃げ出します。不名誉な脱走兵となった兵士は、でも馬と一緒に死ねるならいいや、何よりも死ぬ前に自由になれたんだからしあわせじゃないか、と思うのでした。
ナレーション:藤 竜也
ぼくの防空壕
ぼくの防空壕
お父さんが戦地に出かける前に一生懸命掘って作ってくれた防空壕。そこに入れば、少年のそばにはいつだって戦死したお父さんが寄り添って励ましてくれます。大好きな僕の防空壕、空襲だってちっとも怖くありません。
ナレーション:吉岡秀隆
焼跡の、お菓子の木
焼跡の、お菓子の木
な~にもない焼跡で子供たちが見つけた一本の、いい匂いのする不思議な木。葉を一枚食べてみると「うわっ、おいしいっ。」
空襲で死んだママの熱い思いが育てたお菓子の木。大人たちは誰もこの木に気がつきません。
ナレーション:野坂昭如、愛 燿子
上映スケジュール
8/6(土)~8/12(金)の上映スケジュール
  8/6(土) 8/7(日) 8/8(月) 8/9(火) 8/10(水) 8/11(木) 8/12(金)
10:20 ~
11:50 ~
8/13(土)~8/19(金)の上映スケジュール
  8/13(土) 8/14(日) 8/15(月) 8/16(火) 8/17(水) 8/18(木) 8/19(金)
13:50 ~ 休映
15:30 ~
8/20(土)~8/26(金)の上映スケジュール
  8/20(土) 8/21(日) 8/22(月) 8/23(火) 8/24(水) 8/25(木) 8/26(金)
12:40 ~
8/27(土)~9/2(金)の上映スケジュール
  8/27(土) 8/28(日) 8/29(月) 8/30(火) 8/31(水) 9/1(木) 9/2(金)
13:00 ~
料金
一般:1,200円
シニア:1,000円
専門・大学生:800円
中学生・高校生:700円
小学生以下:500円
シアターセブン会員:1,000円
お得な割引き制度
★2プログラム目以降は 一般1,000円で鑑賞できます。
 ※整理券のご提示が必要です。
★親子・孫割:親子で、またはお孫さんとご来場で、各100円引きになります。

■各種割引サービスについては→こちら

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