シネマージナル

シネマ・レガシー in 大阪 vol.1

【2018/7/14(土)~7/20(金)】

★このプログラムは20才以下無料です
■7/15(日) 上映前 舞台挨拶予定
 田中羊一監督、廣田朋菜さん(『ライセンス』出演)
■7/15(日) 上映後トークイベント予定
 田中羊一監督、宮崎大祐監督、西尾孔志監督
■7/17(火) 舞台挨拶予定
 田中里奈監督
■7/20(金) 上映後 舞台挨拶予定
 宮本杜朗監督
上映機会の少ない作品にスポットをあて、池袋シネマロサで話題沸騰となった宮崎大祐監督セレクトによるインディーズ映画傑作選《シネマ・レガシー》が十三シアターセブンにもやってくる!
21世紀の日本に「映画作家」の名が似合う監督がこんなにもいたのかと驚きで迎えてください。映画の「懐」の広さを味わい尽くす全7監督20作品。
『CINEmarginal シネマージナル』とは
境界線上(マージナル)の様々な映画や映像を上映する、ジャンル横断型上映イベント。
上映作品
7/14(土) 西尾孔志プログラム
『おちょんちゃんの愛と冒険と革命』 (2005年/65分)
監督:西尾孔志/出演:上田洋子、川口渉、南山千恵美、渡辺大介、李英秀、田中康信、阿部ユリ子、小島祥子、佐藤一郎、有北雅彦、嘉納みなこ

ハナは、もう一人の自分の幻影「おちょんちゃん」にいつも悩まされている。病院を抜け出したハナは見知らぬ町にたどり着き、UFOを待つ青年と恋に落ちる…。現代版「不思議の国のアリス」。

<受賞・上映歴>
第1回CO2助成作品 グランプリ受賞
ドイツ ニッポン・コネクション2005 招待上映

『美しい手を汚す』(2010年/23分)
監督:西尾孔志/出演:上田洋子

西尾の自主映画時代の代表作『ナショナルアンセム』の精神的な続編『NA2』として作られたモノクロームの短編。自殺の見届けを仕事とする女に、ある依頼がやってくる。

西尾孔志
監督作『ソウルフラワートレイン』『函館珈琲』等。1974年大阪生まれ。京都の時代劇の撮影所にて見習いスタッフとして働き始める。自主制作映画を監督し、大阪市の若手育成映画祭「CO2」にて第1回グランプリを受賞。同映画祭の運営ディレクターや、京都造形芸術大学(~14)で講師を務める等、後進のサポートにも力を注ぎつつ、映画制作も続け、ヨーロッパや香港などの映画祭にも招待される。2013年、初の商業映画『ソウルフラワートレイン』にて「おおさかシネマフェスティバル」新人監督賞。監督作『キッチンドライブ』『函館珈琲』の他に、ABCドラマ『#セルおつ』の脚本も手がける。
7/15(日) 田中羊一プログラム
『そっけないCJ』『CJ2』(2007-09年/52分)
監督:田中羊一

少年二人は山で謎の物体を目撃する。その物体の正体を突き止めようとする二人だったが… 。そっけないけど胸に染みる青春の奇跡。

<受賞・上映歴>
水戸短編映像祭グランプリ受賞

『ピンパン』(2016年/15分)
監督:田中羊一/出演:柳英里紗

職場ではセクハラを受け、何も抵抗できないでいる女。仕事の後、毎日のように卓球場に通っているが、試合をするわけでもなく、一人黙々と練習に打ち込むことで現実逃避する日々を過ごしていたが…

<作品コメント>
『ピンパン』で描かれるのは、どこにでもいる若い女性であり、どこにでもある都会の孤独であり、ディスコミュニケーションである。だが、その描き方は些かも平凡ではない。視界を遮っていた緑色の壁がゆっくり降りていくのを目撃する時、私たちは映画が人生に対する美しい復讐となり得ることを確信するのだ。(大寺眞輔・映画批評家)

<受賞・上映歴>
第31回 オーデンセ国際映画祭 コンペティション部門正式出品
第13回 SKIPシティ 国際Dシネマ映画祭 コンペティション部門正式出品
第12回 大阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部門正式出品
第19回 ショートショート フィルムフェスティバル アジア・インターナショナル&ジャパン部門正式出品

『ライセンス』(2018年/5分)
監督:田中羊一/出演:廣田朋菜

何をするにも男の送り迎えが必要な女が初めてハンドルを握る

<受賞・上映歴>
YAMATO映画祭2018審査員特別賞

田中羊一
1984年 千葉県出身
2007年「そっけないCJ」で第11回水戸短編映像祭コンペティション部門 グランプリ
2010年 第6回CO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)にて「CJシンプソンはきっとうまくやる」を制作
2012年 MOOSIC LABにてヤングポール監督と「ムージック探偵 曲菊彦」を共同監督
2016年 短編『ピンパン』を監督。
7/16(月) 安川有果プログラム
『Dressing Up』(2012年/68分)
監督:安川有果/出演:祷キララ、鈴木卓爾

桜井育美は父親と二人暮らしの中学一年生。授業で「将来の夢」について考えるという課題が出るが、自分の未来を想像することが出来ない。「母親のような立派な人になりたい」というクラスメイトの発言を聞いた育美は、死んだ母親がどういう人だったのか興味を持ち始めるが、ある日、隠されていた母親の過去を知ってしまう。

<作品コメント>
世界に対して宣戦布告する主人公の少女の孤独な心の葛藤に、激しく感情移入し、共感しました。そして何より、映画という表現に何ができるのか、映画独自の禍々しき魔力の有り様、端正なストリーテリング描写を内側から食い破るようにオリジナリティが炸裂する瞬間と、トータルな客観的表現力のブレンド具合が、私が志向している映画表現のひとつととても近しくて、なんだかとても痛快な気分になりました。今後の作品、期待してます。(石井岳龍・映画監督、一部抜粋)

<受賞・上映歴>
第25回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞
TAMA NEW WAVE グランプリ・ベスト女優賞
大阪アジアン映画祭・インディフォーラム部門上映
全国16館、パリ、ドイツなどの映画祭でも上映。

『カノジョは大丈夫』(2010年/32分)
監督:安川有果/出演:前野朋哉

女性だけのオムニバス映画祭「桃まつり」の1篇として作られた安川有果2作目の中編。主演は前野朋哉(『桐島部活やめるってよ』)
モテない男、輝男は中学の時に好きだった同級生、幸子と再会し、付き合うようになる。しかし、幸子には意外な面があった…

安川有果
1986年生まれ。奈良県出身。
2012年、「CO2」に応募した企画が、選ばれ、初長編『Dressing Up』を監督。TAMA NEW WAVEグランプリなどを経て、2015年に全国で劇場公開。第25回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。新作は、2017年の第30回東京国際映画祭で上映された、蒼波純主演の短編『永遠の少女』。その他、アルファロメオとのコラボレーションムービーや、泉まくらのミュージックビデオの監督なども務める。現在、新作の長編映画を準備中。
7/17(火) 田中里奈プログラム
『湖底の蛇』(2016年/60分)
監督:田中里奈/出演:黒岩三佳、木村翠

夫婦二人の生活に息苦しさを感じていた三園弓は、かつての恋人の元を訪れ、束の間の秘密の時間にのめり込んでいく。そんな弓の様子を知った母の和子もまた、自らの死期を悟り家族に内緒で身辺整理を進めていた。そして理想と現実の間でもがき続けている弓の娘、洋。三人はそれぞれの思いを胸に、新しい橋の上に立つ。

<作品コメント>
一見波風立たない普通の現実世界のように見えて、まったく唐突に、知らぬ素振りで非現実が挟み込まれる。それは言ってみれば主人公の妄想なのだろうが、にしてはずい分と客観的だ。おかげで作品全体にわたって高度な緊張が持続する。何とも心憎い映画。ひとつ間違えれば通俗の極みになるかもしれないそうした妄想の描写を、きわめて格調高く提示した監督田中の手腕は相当なものだ。おまけに撮影、美術、編集、音楽すべてよい。(黒沢清・映画監督)

<受賞・上映歴>
渋谷ユーロスペース上映
第17回ドイツ ニッポン・コネクション招待上映

『大和月夜』(2018年/5分)
監督:田中里奈

昔々、大和の空にぽっかりと満月が浮かぶ夜、妻はひとり、帰らぬ夫を待ち続けていた──。

田中里奈
熊本県出身。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域にて黒沢清監督と諏訪敦彦監督に師事。卒業後は、卒業後は黒沢清監督作品などで助監督としても活動。現在、新作長編映画準備中。
7/18(水) 小出豊プログラム
『こんなに暗い夜』(2009年/85分)
監督:小出豊/出演:宮本りえ、森田亜紀

不妊治療に苦しむ倫子は、母子が愉しむ公園で愛犬のリードを離し事故に見せかけ子供を襲う。その悪事で愛犬が殺処分になろうとした日、倫子は愛犬と瓜二つの犬を目撃する。彼女はその犬を身代わりにしようと、深夜強奪に向かうが、その先で誤って飼い主を殺してしまった・・・そして倫子は、今度は自分の身代わりを探して彷徨う・・・。

<作品コメント>
・・・よりわかりやすく言い直そう。ブレッソンに少しでも勝っていなければ、ストローブやゴダールに少しでも勝っていなければ、映画を作る意味などいったいどこにあるというのか。映画は「自己表現」の道具ではない。映画はよりいっそうの寒冷を求めている。世界は冷えきった映画を求めている。小出豊は映画の、そして世界の、この欲望をおのれの生として生きる作家なのである。(廣瀬純・批評家)

<受賞歴>
CO2助成作品

『葉子の結婚 月曜日』(2009年/15分)
監督:小出豊

日曜日の葉子の結婚式まであと6日。万田邦敏の呼びかけによるオムニバス映画『葉子の結婚』の一篇。

小出豊
万田邦敏監督に師事し、『接吻』ではスクリプターを担当した他、同監督の短編TVドラマ『県境』、『一日限りのデート』、長編映画『SYNCHRONIZER』では脚本も担当。『お城が見える』で第4回CO2オープンコンペ部門優秀賞を受賞、CO2の助成を得て撮り上げた初長編『こんなに暗い夜』がある。また映画批評紙「シネ砦」の執筆者。
7/19(木) 吉開菜央プログラム
『ほったまるびより』(2015年/38分)
監督:吉開菜央/出演:織田梨沙、柴田聡子

木造平屋一軒家。この小さな家のなかには人間であるさと子(歌手)の他に四人の踊り子が住 みついている。さと子の音楽に浸り、心地の良い日々を過ご す踊り子たち。ところがある日ふとしたことをきっかけに、踊り子は発見してしまう。家の中 にはもうひとり、少女がいたのだ・・・
※ほったまるとは「ほうっておくとたまるもの」の略。髪の毛や爪、足の裏の皮など、身体から出る落としもの。あるいは日々の生活で蓄積される様々なにおい。

<作品コメント>
清々しいエロティシズムとフェティシズム。生々しい皮膚感覚によって貫かれた透明な詩性。緩慢なワンカットすら拒む徹底した美意識。過激さと穏やかさ、衝突と均衡がもたらすその快楽は、ダンサーでもある監督の吉開菜央とパフォーマンスも行なうミュージシャンの柴田聡子の「個」の交わりによる成果か。「メディアとしての身体」という現代的なテーマを扱いながらも、超言語コードで綴られる映像からは、時間や空間を超越してさまざまな物語や思考が喚起させられる。2015年版ガーリー・ポップの「象徴」として記憶にとどめておきたい作品である。(青森県立美術館学芸員・工藤健志)

<受賞・上映歴>
第19回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 新人賞

『ホワイトレオターズによる上映前ストレッチ』(2017年/5分)
監督:吉開菜央

上映前に行うとリラックスできる簡単なストレッチをホワイトレオターズがご紹介します。

『みづくろい』(2013年/5分)
監督:吉開菜央

音楽は青葉市子さん。音楽の視点で映像をみる、マクロ身体ダンスフィルム。

<受賞・上映歴>
YCAM架空の映画音楽の為の映像コンペティション 優秀賞

『自転車乗りの少女』(2013年/10分)
監督:吉開菜央/出演:吉開菜央

監督主演。25歳で自らを少女と呼び那須高原を駆け抜けた、ママチャリロードムービー。

<受賞・上映歴>
那須短編映画祭2013 じゃらん賞

他、2017年に制作した新作3本も特別上映
吉開菜央
映像作家・ダンサー。
1987年生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻でダンスを学んだのち、東京芸術大学大学院映像研究科に進む。生き物ならではの身体的な感覚・現象を素材に、「見て、聴く」ことに集中する時間を映像として編集している。2015年に監督した映画『ほったまるびより』が文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞を受賞。『みづくろい』YCAM架空の映画音楽のための映像コンペティション優秀賞受賞(2013年、YCAM) 主なグループ展に「ほったまるびより-O JUNと吉開菜央」展(2016年、Minatomachi Art Table,Nagoya)
7/20(金) 宮本杜朗プログラム
『太秦ヤコペッティ』(2013年/83分)
監督:宮本杜朗/出演:和田晋侍、キキ花香

百貫省二(和田晋侍)と妻の佐奈(キキ花香)、息子の茂男(小沢獅子丸)は、家族3人睦まじく暮らしていた。省二は自ら思いついたやり方で、"磁石の家"=マイホームを建てはじめる。そんなある夜、省二が家の資材のため牛を捌いて生革を剥いでいるのを、警官・小早川義竹(北原雅樹)が発見。小早川は省二に「裏稼業」の依頼を持ちかける。 家族のため、省二は家を造り、「裏稼業」を重ねる。ところが、ひょんなことから事態は思いもかけない展開をみせてゆく――。

<作品コメント>
イデオロギーじゃない、思想をつかみ取った人たちの顔が映っている。 これが映画だと思う。こういう映画を観ないで映画を語るなよ。 ありがとう。(矢崎仁司・映画監督)

<受賞・上映歴>
ファンタジア国際映画祭2013
Ars independent festival
ニッポンコネクション2013
CAMERA JAPAN Festival 2013
高崎映画祭
Buenos Aires Rojo Sangre
第8回福井映画祭

『明日香荘の人』(2005年/12分)
監督:宮本杜朗/出演:広畑敦史、小林絵美子

選挙演説をする男。ネットアイドルの女。みんな成り切ってる。みんなガンバってる。 置き忘れられたようなアパートに住む不思議な人々を描くシュールなショートムービー。

宮本杜朗
映画監督。独学。新作の準備中。
『フリフリ坊主』が第3回CO2総合プロデューサー賞(審査員の意見の違いにより、この年だけこの映画の為に新設された)を受賞し、OSKARIADA、Japan Film Festival Hamburgなど海外の映画祭に出品。『尻舟』が高崎映画祭に出品。『太秦ヤコペッティ』がファンタジア国際映画祭、Ars Independent Festival、ニッポンコネクション、CAMERA JAPAN Festival、Buenos Aires Rojo Sangre、高崎映画祭、福井映画祭など国内外の映画祭に出品。風営法問題を扱ったドキュメンタリー『SAVE THE CLUB NOON』が爆音映画祭、Japan Film Festival Hamburgなど国内外の劇場で公開。短編に『こぼれっぱなし』、『NOBIDORANDO』など。その他に「きゃりーぱみゅぱみゅ 5年目の真実」など。また、オシリペンペンズ、DODDODO、オニ(佐伯真有美)、山本精一、PIKA☆、水戸なつめ、和田晋侍などのPVも制作。
上映時間
7/14(土)~7/20(金)20:30~
料金
一般:1,500円
シニア:1,100円
専門・大学生:1,200円
中学生・高校生:1,000円
小学生以下:700円
シアターセブン会員:1,000円
★20才以下 無料

■各種割引サービスについては→こちら

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