エセルとアーネスト ふたりの物語

2016年/イギリス・ルクセンブルク/94分

監督ロジャー・メインウッド

原作レイモンド・ブリッグズ

音楽カール・デイビス

エンディング曲ポール・マッカートニー

出演ブレンダ・ブレシン、ジム・ブロードベント、ルーク・トレッダウェイ

公式サイトhttps://child-film.com/ethelandernest/

“普通”を懸命に生きた すべての父と母へ ロンドン、激動の時代を、ともに歩んだ40年。 「スノーマン」「風が吹くとき」などの名作が世界中で愛される英国の絵本作家レイモンド・ブリッグズが自身の両親の人生を描いた感動の物語。 1928年、ロンドン。貴婦人のメイドとして働く少し昔気質で生真面目なエセルはある日、陽気で楽天的な牛乳配達のアーネストと出会い、2年後に結婚。ロンドン郊外のウィンブルドン・パークに小さな家を25年ローンで購入する。大理石の柱に、鉄の門、風呂に水洗トイレまでついて、希望に満ちた新婚生活が始まる。 3年後、待望の息子レイモンドが誕生。その成長を見守る一家の幸せを、戦争の影が脅かす。しかしつらい日々の中にも、レイモンドが疎開先から送ってくる手紙や、つかの間の再会が、ふたりに喜びをもたらしてくれる。 1945年、終戦。レイモンドは、グラマースクールに合格し新しい制服も新調して、エセルは大喜びだ。しかし青年へと成長したレイモンドは美術の勉強をしたいと言いだし、両親をがっかりさせてしまう。50年代から60年代へと社会の変化は加速し、ブリッグズ家にも電話、冷蔵庫、TVなど多くの電化製品が登場する。1961年、レイモンドが独立し、ふたりだけの時間が訪れる。しかし、紅茶を飲みながら交わされる夫婦の会話は、日々の細事から政治、経済にまで及んで、楽しいおしゃべりには終わりがない。1969年、人類が月に偉大な一歩を記す頃、ふたりに老いが忍び寄っていた…。

上映スケジュール
2/8(土)・9(日)13:45
2/10(月)~14(金)14:55
2/15(土)・16(日)17:00
2/17(月)16:20
2/18(火)休館
2/19(水)~21(金)16:20
料金
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円