A DAY IN THE AICHI 劇場版 さよならあいち

2019年/日本/200分/配給 カンパニー松尾

監督カンパニー松尾

公式サイトhttps://aday.themedia.jp/

平成から令和へ。時代の節目に記録された AV監督による、ふるさとの人々との対話、30人、3時間20分。 本作は、あいちトリエンナーレ2019 映像プラグラム用に撮りおろした4時間5分のドキュメンタリー『A DAY IN THE AICHI』を追加&短縮しながら再編集したものです。  もともとあいちトリエンナーレの話は、2018年冬、映像プログラム キュレーターの杉原さんから「<情の時代>というテーマで 新作を撮って欲しい」と連絡があり、芸術監督 津田大介さんのステートメントを読み、思うところもあって、AV監督の僕でいいのかなと思いながら話を進めた。  もともと僕は愛知県春日井市の出身で、高校まであいちで育った。ただ、実際、あいちを知ったのは、高校を卒業し、テレビマンを目指し上京し、うっかりAV監督になってからで、それは、あいちの常識が東京で通じなかったり、東京での生活が長くなり、逆にあいちに違和感を感じたり色々。  そんな地元に愛着と、はてなと、恩返しの気持ちもあり、撮影を準備した。今回、 〈情の時代〉と聞いてまず思い浮かんだのは、僕が知るあいちの人たちの顔だった。さらにこの機会を利用して、本業のAV撮影では会えない人に会って、話を聞こうと思った。テーマは色々。  正式な撮影は、2019年の5月から始まり、あいちトリエンナーレが開幕した8月上旬まで行い、その後、9月末にあいちの会場で4回上映して終わるはずだった。(その間の炎上騒動は、卑怯だが、知らんふりして編集を急いだ)  しかし、またまた思うところがあり、今回、再編集版を作り、自主公開することにした。思うところは秘密ですが、そんなに大したことじゃないです。ただ、名指しで申し訳ないですが、東海テレビの阿武野プロデューサー、圡方ディレクター、伏原ディレクターに取材させていただいたので、東海テレビ制作の劇場版最新作『さよならテレビ』や、大ヒット作『人生フルーツ』の副読本として読める部分はあります。  また、タイトル通りですが、あいちをテーマに撮っているので、舞台はあいちであり、その地に身を置く人々が登場します。大いなる田舎、文化不毛と言われるあいちの実像や気質もだいぶ映ってます。  そんなこんなで、結局、尺は3時間20分あります。途中1回休憩を挟んでの上映です。肩肘張らずリラックスしてご覧ください。 監督 カンパニー松尾

舞台挨拶
3/14(土)・15(日)16:00の回上映後 舞台挨拶予定
登壇予定者:カンパニー松尾監督
上映スケジュール
3/14(土)・15(日)16:00 ※途中休憩あり
料金
一律1,800円
会員1,500円
※その他各種割引適用外
※劇場招待券使用不可