『プリズン・サークル』大阪公開記念
「坂上香監督 特集上映」

(2作品日替わり上映)
『トークバック 沈黙を破る女たち』
『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』

トークバック 沈黙を破る女たち
(2013年/日本/119分)
米サンフランシスコの刑務所で誕生し、元受刑者とHIV陽性者の女性たちが自身の人生を芝居にして上演するアマチュア劇団「メデア・プロジェクト:囚われた女たちの劇場」を追ったドキュメンタリー。1989年、女性受刑者たちが人生を取り戻すためのワークショップとして演出家のローデッサ・ジョーンズが創設した「メデア・プロジェクト」は、2008年からHIV/AIDS陽性の女性たちとのコラボーレションを始める。受刑者やHIV/AIDS陽性者たちが自ら声をあげることで、彼女たち自身が偏見や恥にどのように対応していくのか、そうした姿が観客や周囲にどのような影響を与えるのかを見つめていく。
監督:坂上香
Lifers ライファーズ 終身刑を超えて
(2004年/日本/91分)
米国には、13万人あまりのLifers(終身受刑者、もしくは無期刑受刑者)がいる。彼らは殺人や強盗などの深刻な犯罪を犯し、「更生不可能」というレッテルをはられた人びとであり、社会から忘れられた存在である。犯罪者の更生プログラム“AMITY(アミティ)”に参加しているライファーズの活動を追い、彼らが他の受刑者の更生に果たしている役割を見つめるドキュメンタリー。
監督:坂上香
イベント
★3/7(土)『トークバック』10:30の回上映後
坂上香監督来館&トークバック・セッション開催予定
★3/7(土)ご鑑賞のお客様に先着プレゼントあり!

Talk Backの意味
talk back(トークバック)とは、「言い返す」、「口答えする」という意味で使われることが多い。
しかし、本映画では、沈黙を強いられてきた女性たちが「声をあげる」ことや、人々と「呼応しあう」という意味で使われている。
映画に登場するtalk back session(トークバック・セッション)は、上演後に持たれる質疑応答の場のこと。
関連作品
★坂上香監督最新作『プリズン・サークル』は第七藝術劇場(同ビル6階)にて絶賛上映中
上映情報・詳細は→こちら
上映スケジュール
3/7(土)10:30トークバック
★坂上香監督来館&トークバック・セッション
3/8(日)12:15Lifers
3/9(月)12:15トークバック
3/10(火)12:15Lifers
3/11(水)12:15トークバック
3/12(木)12:15Lifers
3/13(金)12:15トークバック
料金
一般1,500円
シニア1,100円
専門・大学生1,200円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円