『スズさん -昭和の家事と家族の物語』上映記念
昭和30年代の暮らし映画特集
(5プログラム日替上映)

上映プログラム
『スズさん -昭和の家事と家族の物語』(2021年/日本/86分)
Mプロ:『母の手仕事 -日々の暮らしの記録』(75分)
<昭和30年代の暮らしを描いた短編映画特集>

Aプロ:「岩波映画製作所 <主婦のくらし>」(4作計89分)
「町と下水」(1953年/21分)
「路地のある街」(1956年/11分)
「町の政治 -べんきょうするお母さん-」(1957年/31分)
「村の婦人学級」(1957年/26分)
Bプロ:「桜映画社 <都会のくらし>」(3作計86分)
「おやつ」(1955年/21分)
「おやじの日曜日」(1959年/29分)
「遊び場のない子どもたち」(1965年/36分)
Cプロ:「英映画社 <住宅問題>」(2作計61分)
「スラム」(1962年/34分)
「新しい街」(1964年/27分)
Dプロ:「記録映画社 <農村のくらし>」(2作計62分)
「おふくろのバス旅行」(1957年/21分)
「刈干切り唄」(1959年/41分)
上映作品
スズさん 昭和の家事と家族の物語
2021年 / 日本 / 86分
監督:大墻敦 語り:小林聡美 製作:村山英世、山内隆治

「手を動かしていれば大丈夫」
日々を細やかに営んだ女性たちの生活史。

東京郊外にある小さな家。 昭和26年(1951年)に建てられた木造2階建の住宅は、いま「昭和のくらし博物館」となり、当時の人々の暮らしを伝えています。館長の小泉和子さんの実家であるこの博物館には、母・スズさん(1910~2001年)の思い出がたくさんつまっています。娘によって語られる、母の人生。そこには生活の細部に工夫を凝らし、知恵を絞り、家族のために懸命に手を動かしながら生きてきた一人の女性の姿がありました。当時、当たり前に継承されていた経験や生活の知恵は、時代の変化とともに失われつつあります。母から娘へ、娘から今を生きる私たちへ。スズさんが遺してくれた3章からなる物語です。

貴重な記録映像のなかに、震災・戦争を生き抜いた母の姿がありました

横浜大空襲と昭和の暮らしを家族の視点から描いたドキュメンタリー。都内の住宅地の一角に、終戦直後に建てられた小さな民家。夫婦と4人の子どもたちが暮らすこの家で、小泉スズさんは主婦として家族の暮らしを支え続けた。小泉一家が体験した関東大震災、建物疎開や学童疎開、そして1945年5月29日の横浜大空襲。戦中戦後に撮影された映画やニュース映像、写真、スズさんの長女・和子さんの証言に基づいて描かれたイラストを通して、甚大な被害をもたらした横浜大空襲の悲劇に迫り、小泉一家がどのように生き残ったのかを丹念に描き出す。さらにスズさんが日常的におこなっていた炊事・洗濯・裁縫などの家事労働を記録した貴重なフィルムを4K映像でよみがえらせ、スズさんが懸命に働く姿を通して日々の営みの大切さを伝える。

特集上映プログラム詳細 ↓クリックで開きます。


上映は終了しました
上映スケジュール
1/15(土)① 11:00スズさん
② 13:00M 母の手仕事
1/16(日)① 11:00A 主婦のくらし
② 13:00B 都会のくらし
1/17(月)① 11:00M 母の手仕事
② 13:00D 農村のくらし
1/18(火)① 11:00B 都会のくらし
② 13:00C 住宅問題
1/19(水)① 11:00C 住宅問題
② 13:00D 農村のくらし
1/20(木)① 11:00M 母の手仕事
② 13:00スズさん
1/21(金)① 11:00スズさん
② 13:00A 主婦のくらし
※1/21(金)で終了
WEBチケットについて
料金
『スズさん -昭和の家事と家族の物語』
一般1,800円
シニア1,200円
学生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引
料金
『スズさん』以外の上映プログラム
一般1,500円
シニア1,200円
学生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★『スズさん』の入場券提示で 1,000円に割引
★入場システム、サービスデー・その他割引