ぼけますから、よろしくお願いします。 ~おかえり お母さん~

2022年/日本/101分

監督信友直子

公式サイトhttps://bokemasu.com/

アルツハイマー病を患った母を98歳になった父が懸命に介護する日々。 そんな中、新型コロナの波が押し寄せて事態は急変する。 東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)は、広島県呉市に暮らす90代の両親を1作目完成後も撮り続けた。 2018年。父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症はさらに進行し、ついに脳梗塞を発症、入院生活が始まる。外出時には手押し車が欠かせない父だったが、毎日1時間かけて母に面会するため足を運び、母を励まし続け、いつか母が帰ってくるときのためにと98歳にして筋トレを始める。その後、一時は歩けるまでに回復した母だったが新たな脳梗塞が見つかり、病状は深刻さを極めていく。そんな中、2020年3月に新型コロナの感染が世界的に拡大。病院の面会すら困難な状況が訪れる。それでも決してあきらめず奮闘する父の姿は娘に美しく映るのだった―― 令和元年度文化庁映画賞、文化記録映画大賞を受賞するなど、高い評価を得たドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』(18)。 今回は前作で始まった介護生活の、その後を描く。 認知症とともに生きることの大変さや家族の苦労など日本全体が抱える高齢化社会の問題を含みながらも、映し出されるのは、こんな風に生きられたらと憧れを抱かせてくれるような、幸せな夫婦の姿。 現実を冷静に映し出そうとする監督としての立場と、実の娘であるというふたつの立場で葛藤しながら撮り続けた。老いや介護を扱った作品は数多くあるが、どの家庭にも起こりうる宿命を優しく見つめた本作は、家族でなければ撮れない貴重な人生の記録である。前作を上回る深い感動を与え、新型コロナの影響で家族と容易に会うことができなくなった今という時代に、多くの人が“自分の物語”として受け入れることができるだろう。

上映は終了しました
上映スケジュール
2022年
5/21(土)・22(日)
10:00
5/23(月)~27(金) 11:55
以降未定
WEBチケットについて
料金
一般1,800円
シニア1,200円
学生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引