アフター・リュミエール in 十三 vol.14
-ピアノ生演奏でみるサイレント映画-

開催日

2026/12/12(土)


時間

18:50開場 / 19:00開演


イベント内容

関西を中心に全国でも活躍中の鳥飼りょうさんのピアノ生演奏でサイレント映画を楽しむシリーズ『アフター・リュミエール』第14弾!
今回も、鳥飼さんが多彩な短編をセレクト!


※ステージピアノによる演奏となります
※デジタル素材での上映です


上映作品

テディ・ベア
The “Teddy” Bears(1907年/アメリカ/14分)
「三びきのくま」が思わぬ展開に
奇想と風刺の詰まった、初期映画の珍作


森の中に暮らす三匹の熊の一家。留守の間にその家へ迷い込んだ少女は、スープを味見し、ベッドでひと休み。さらに壁の穴をのぞくと、そこではテディ・ベアたちが踊り、愉快な曲芸を繰り広げていた。やがて帰ってきた熊たちに見つかり、少女は雪の森へ逃げ出すが…。『大列車強盗』で知られるエドウィン・S・ポーターらが手がけた1907年の短編。童話『三びきのくま』に、当時大流行していたテディ・ベアと、その名の由来となったセオドア・ルーズベルト大統領の逸話を大胆に合体。人形を一コマずつ動かして撮影するストップモーションも盛り込んだ、自由な発想に満ちた一作。

監督:ウォレス・マカッチョン、エドウィン・S・ポーター
出演:(不明)
夕陽の向うの国
The Land Beyond the Sunset(1912年/アメリカ/14分)
孤独な少年が初めて知った、幸福な一日
現実と幻想が溶け合う、珠玉の名篇


ニューヨークの貧民街で、酒に溺れる祖母と暮らす新聞売りの少年ジョー。ある日、慈善団体が貧しい子どもたちのために催す郊外への遠足に招かれる。初めて触れる豊かな自然、楽しい遊び、そしてそこで聞いた「夕陽の向うの国」のおとぎ話。束の間の幸福を知ったジョーは、やがてある決心をする…。エジソン社が製作した短篇の中でも、とりわけ詩情豊かな一作。都市の貧困を描く社会劇から幻想へと静かに移ろい、観る者に解釈を委ねる余韻深いラストは今なお鮮烈。2000年、米国国立フィルム登録簿に選定された。

監督:ハロルド・M・ショウ
出演:マーティン・フラー、ミセス・ウィリアム・ベクテル、ビゲロー・クーパー
成功争ひ
Making a Living(1914年/アメリカ/13分)
この特ダネは俺のモノだ!
記念すべきチャップリンの映画デビュー作


チャップリン演じる詐欺師は、巧みに男から金を巻き上げる。さらに女に指輪を贈って気を引こうとするが、彼女はなんとその男の恋人。たちまち二人は大喧嘩に。男は仕事場の新聞社へ戻るが、求人広告を見てやってきた詐欺師と再び鉢合わせする。そんな折、自動車事故が発生。特ダネを狙って男は現場へ急行するが…。1914年に公開された、記念すべきチャップリンの映画デビュー作。まだおなじみの「放浪紳士チャーリー」が誕生する前で、後年とはひと味違う扮装とキャラクターも見どころ。

監督:ヘンリー・レアマン
出演:チャールズ・チャップリン、ヘンリー・レアマン、ヴァージニア・カートリー
午前の幽霊
Vormittagsspuk(1928年/ドイツ/9分)
飛ぶ帽子、踊る食器、逆さまになる日常
ダダイズムが生んだ、前衛映画の傑作


時計が正午へと近づく午前のひととき。帽子が宙を舞い、ネクタイはひとりでにほどけ、カップや拳銃までもが人間の意志を離れて勝手に動き出す。人々が追いかけても、物たちはまるで命を得たかのように自由気まま。逆回転やストップモーション、ネガ反転などを駆使して、見慣れた日常が奇妙で愉快な世界へと変貌していく。そして時計が正午を告げると…。画家であり映画作家のハンス・リヒターが手がけた、前衛映画の傑作。映画ならではの仕掛けを駆使して、現実の秩序を軽やかにひっくり返す。

監督:ハンス・リヒター
出演:ヴェルナー・グレフ、ヴァルター・グロノスタイ、パウル・ヒンデミット
サンタ・イネズの無法者
Bad Buck of Santa Ynez(1915年/アメリカ/29分)
荒くれ者と、ひとりの少女
西部劇スター、W・S・ハートの真骨頂


サンタ・イネズの荒くれ者、“バッド・バック”と呼ばれるピーターズ。町で保安官を相手に騒ぎを起こし、追っ手から逃れる途中、父親を亡くした母娘に出会う。父親の埋葬を手伝い、自分の小屋を二人に提供するピーターズ。ところが、安心して暮らせる場所を得たのも束の間、少女が毒蛇に噛まれてしまう。少女の危機を知ったピーターズは…。初期西部劇を代表するスター、ウィリアム・S・ハートが監督・主演。西部劇における「善良な悪漢」という、ハート得意の人物像を鮮やかに描いた一篇。

監督:ウィリアム・S・ハート
出演:ウィリアム・S・ハート、ファニー・ミッジリー、セルマ・ソルター

ピアノ伴奏

鳥飼りょう

サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で生演奏をつけ、これまでに伴奏した映画は900作品以上。国内外の映画祭や映画館のほか、文化施設や教育機関、野外上映など、さまざまな場所で活動を行っている。2018年、神戸発掘映画祭でワールドプレミア上映されたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年、 国立映画アーカイブの「サイレントシネマ・デイズ」に初出演。現在は関西を拠点に、映画館での定期上映を軸として、全国各地で年間100回以上の公演に出演している。無声映画振興会代表。
X:@ryo_torikai
Instagram:ryo_torikai
Facebook:ryotorikai.music


料金

一般前売:2,300円
一般当日:2,500円
シニア:1,800円(前売・当日共に)
会員:1,800円(前売・当日共に)※要会員証提示
U30割(30歳以下の方):1,400円(前売・当日共に)※要証明証提示
障がい割:1,400円(前売・当日共に)※要証明証提示(ご本人様のみ適用)

※その他サービスは適用外です
※招待券は使用できません


チケット販売

2026年10月12日(月祝) ひる12時より 下記URL及び劇場窓口にて販売開始


<前売券・当日券販売について>
お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=26232
※前売券は、前日12/11(金)の23:59で販売終了。
●劇場窓口販売(現金・キャッシュレス決済)
当館開館時間内に、劇場窓口にて販売。(最終作品の上映開始30分後まで受付)
※前売券は、前日12/11(金)で販売終了。

文化庁「関西元気文化圏」参加事業


主催・お問合せ

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
MAIL:info@theater-seven.com
WEB:http://www.theater-seven.com/