〈内山拓也監督特集〉
『佐々木、イン、マイマイン』
『青い、森』
『ヴァニタス』

佐々木、イン、マイマイン
(2020年/日本/119分)
今最も旬な俳優・藤原季節主演×業界大注目の新鋭・内山拓也監督による 20年代の青春映画
誰の心の中にもいる“ヒーロー”との愛おしい時間
石井悠二は、俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を送っていた。 別れた彼女のユキとの同棲生活も未だに続き、彼女との終わりも受け入れられない。 そんなある日、高校の同級生・多田と再会した悠二 は、高校時代に絶対的な存在だった “佐々木”との日々を思い起こす。 常に周りを巻き込みながら、爆発的な生命力で周囲を魅了していく佐々木。だが佐々木の身に降りかかる“ある出来事”をきっかけに、保たれていた友情がしだいに崩れはじめる——。
そして現在。 後輩に誘われ、ある舞台に出演することになった悠二だったが、稽古が進むにつれ、舞台の内容が過去と現在とにリンクし始め、加速していく。 そんな矢先、数年ぶりに佐々木から着信が入る。悠二の脳内に鳴り響いたのは、「佐々木コール」だった。
監督:内山拓也
出演:藤原季節、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、井口理(King Gnu)、鈴木卓爾、村上虹郎
公式サイト:https://sasaki-in-my-mind.com/
青い、森
(2020年/日本/50分)
そこは山よりも高く、
空よりもずっと遠いところ――。
企業の広告映像からアーティストのドキュメンタリー、MV等幅広く創作を続ける映像作家・井手内創と内山拓也が共同監督を務めた予告編が、第2回未完成映画予告編大賞において平川雄一朗賞とMI-CAN男優賞(野川雄大)を受賞し製作された一作。主演は、清水尋也(『ホットギミック ガールミーツボーイ』、『渇き。』、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・ 裁判』)。「喪失」を経て残された者たちが、それでもなお人を思い懸命に生きる姿…。現代を生きる“わたしたち”への物語。
監督:井手内創、内山拓也
出演:清水尋也、門下秀太郎、田中偉登、伊藤公一、岩崎楓士、山田登是
主題歌:原田郁子「青い、森、、」(クラムボン)
ヴァニタス
(2016年/日本/104分)
お互い、何でも知っていると思っていた 大学に入学した柴原は、伊藤、橘、永井という3人の男子生徒と体育館で出会い、友人になる。学校では一緒にいる4人だが、それ以外の関わりはなく、普段何をしているかはお互いに知らない。生活のため続けるバイト、怪しげな先輩を介した仕事、誰にも言えない心の悩み。知ろうとする度に、深まっていく溝。学生生活の終わりに、彼らを待ち受けているものとは―――。
いつも一緒だった4人の関係性の崩壊、日常に訪れる小さな違和を、独特の美的感覚で紡ぎ出した本作。タイトルの”VANITAS”とは、本来は静物画の中に描かれる頭蓋骨などに込められた「空虚さ、儚さ」といった意味。だが劇中で描かれるのは、空虚さのその先で、人と人とが向き合い、繋がることがいかに困難かを知りながらも、その隔たりに立ち向かい、溝を埋めることへの渇望だ。その切実な想いが結実するラストでは、“映画”という表現でしか為し得ない、震えるような感動が待つ。
監督:内山拓也
出演:細川岳、小川ゲン、YASU、野川雄大、伊藤公一、飯田芳、野川大地、田中爽一郎、大河原恵、神庭昇平、川瀬陽太、渋川清彦
リモート舞台挨拶決定
3/13(土)18:55の回上映後
登壇者:内山拓也監督
※Zoomによる出演。スクリーンに映写します
上映は終了しました
上映スケジュール
2021年
3/13(土)〜19(金)
18:55佐々木、イン、マイマイン
3/20(土)13:05佐々木、イン、マイマイン
15:40青い、森
3/21(日)〜26(金)14:55佐々木、イン、マイマイン
17:30青い、森
18:55ヴァニタス
3/26(金)で終了
WEBチケットについて
料金
『佐々木、イン、マイマイン』
一般1,800円
シニア1,100円
専門・大学生1,500円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引
料金
『青い、森』『ヴァニタス』
一般1,500円
シニア1,100円
専門・大学生1,200円
中学生・高校生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引