街は誰のもの?

2021年/日本/98分

監督阿部航太

グラフィテイロエニーボ、チアゴ・アルヴィン、オドルス、中川敦夫、ピア

スケーターオルランド、マチアス、ヴィニシウス、アンドレ、ギリェルミ、エゼキエウ、イズィキエル、ダニエロ、ベット

公式サイトhttps://www.machidare.com/

“存在したかったんだ。この街に存在したかったんだ。” グラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)がつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった。東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018—19のブラジル滞在で体感した「街」。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ、スケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営まれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。ブラジルの4都市を巡り、路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うストリート・ドキュメンタリー。

トークショー
①2/12(土)16:20の回上映後 トークショー予定
<登壇者>
川瀬 慈さん(人類学者)、阿部航太 監督

〈ゲストプロフィール〉
川瀬 慈(かわせ・いつし)
エチオピアの楽師、吟遊詩人の研究を行う。人類学とアートの交差点から既存の学問の枠組みにとらわれない創作活動を行うと同時に、学術における記録・表現の地平の拡張に取り組んできた。2021年、大同生命地域研究奨励賞、サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。
http://www.itsushikawase.com/japanese/

②2/13(日)16:20の回上映後 トークショー予定
<登壇者>
原田祐馬さん(デザイナー)、阿部航太 監督

〈ゲストプロフィール〉
原田祐馬(はらだ・ゆうま)
1979年大阪生まれ。UMA/designfarm代表、どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。
上映は終了しました
上映スケジュール
2022年
2/12(土)・13(日)
16:20
2/14(月)~18(金) 16:50
2/19(土)・20(日) 16:35
2/21(月) 14:05
2/22(火)は ビルメンテナンスのため休館
2/23(水祝)~25(金) 14:05
※2/25(金)で終了予定
WEBチケットについて
料金
一般1,800円
シニア1,200円
学生1,000円
小学生以下700円
会員1,000円
★入場システム、サービスデー・その他割引