自然の循環と人間の生きる根源の光を求めた宇梶静江の世界
アイヌの精神と魂の原点を探る自然回帰的なドキュメント映像詩
人間らしい生き方とは何か?
自然に生きるアイヌの知恵とは何か?
民族のアイデンティティー、共生への光を求めて
今こそ響く、アイヌの知恵が蘇る
アイヌの人々が守り伝えてきたものはたくさんある。自然を敬い、人と人との礼儀を尽くし、祖先から伝えられた豊かな文化や習慣などがあった。また文字を使わないアイヌの人々は、口伝によるユカラ(叙事詩)や、踊りや歌などで文化と歴史を伝えることで、大切にしてきた民族の生き方を喚起し、その精神性を問い続けて来たといえる。
この作品は、90歳になった宇梶氏の熱い思い、生き方から得た大事な知恵で構成。またアイヌの伝統刺繍を生かした宇梶氏のオリジナル「古布絵」や詩作などを通して、全体的に表現したドキュメント映画である。そこにはアイヌ民族の精神性と力が秘められていて、共生、共存、共進化の姿が見えてくる。
自然のサイクルを大事にする意味において、自然曼荼羅が循環する姿そのものであり、アニミズムの回帰が原点化にすることでもある。生きものの全てが自然の一部であると同時に、祈りの姿が光の彼方へと向かうのである。
舞台挨拶
9/9(土) 12:50の回 上映後 舞台挨拶予定
<登壇者>
藤原良雄プロデューサー
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『天空のサマン』上映【9/2(土)〜15(金)】
詳細は
→こちら
上映スケジュール
2023年
9/9(土)・10(日) |
12:50(~14:37) |
2023年
9/11(月)~15(金) |
11:20(~13:10) |
※9/15(金)で終了 |