摩文仁 mabuni

2025年/日本/97分

監督新田義貴

ナレーター知花くらら

主題歌寺尾紗穂

公式サイトhttps://eurasiavision.net/mabuni/

なぜ人々はこの丘で祈り続けるのか―― 戦後80年を迎える沖縄―― 花売りのおばぁは死者の魂に祈り続ける 膨大な数の慰霊碑が林立する摩文仁の丘。戦争で遺された者は死者をどう受け止めその霊を慰めるのか。沖縄住民、日本軍戦友、自衛隊、アメリカ軍関係者、韓国人遺族。丘にはそれぞれの思いがすれ違う。そしてこの映画の主人公の花売りのおばぁは、死者の魂を慰めようと祈り続ける。 摩文仁とは 摩文仁は、沖縄本島南端に位置する沖縄戦の激戦地。日本軍が首里から摩文仁の丘の自然壕に司令部を移したことで(南部撤退)、南部に避難していた住民が戦闘に巻き込まれ多くの犠牲者が出た。この日本軍の”南部撤退”の作戦は、日本本土への上陸を1日でも遅らせる時間稼ぎが目的であったとされる。このことが沖縄の人々の旧日本軍や日本政府への今も続く複雑な感情を生んだ。1945年6月23日(22日説も)、日本軍司令官の牛島満中将が摩文仁の丘で自決し日本軍の組織的戦闘が終わる。そしてこの6月23日が「沖縄慰霊の日」となった。摩文仁にはいま平和祈念公園があり、沖縄戦で亡くなった兵士や民間人の名前が刻まれた平和の礎などの慰霊碑や、沖縄戦の歴史を伝える資料館がある。毎年慰霊の日には犠牲者を悼むための追悼式典が行われ、多くの人々が平和を願い祈りを捧げる。

舞台挨拶
7/26(土)・27(日)11:20の回上映後
新田義貴 監督
上映は終了しました
上映期間
2025年7/26(土)〜8/1(金)
上映スケジュール
2025年
7/26(土)・27(日)
11:20(~13:02)
7/28(月)~8/1(金) 12:00(~13:42)
※8/1(金)まで
WEBチケットについて
料金
一般1,900円
シニア1,300円
学生1,000円
小学生以下700円
会員1,100円
★入場システム、サービスデー・その他割引