特集上映&避難者トーク企画
3.11を改めて考える~原発問題を中心に~
第14回:沖縄慰霊の日に考える

開催日時

2025年 6月23日(月)
14:15開場/14:30開演


沖縄にも原発立地計画があったことをご存じでしょうか?
10年にわたる反CTS金武湾闘争がなかったら、沖縄にも原子力発電所ができていたそうです。
「海と大地と共同の力」をかかげたその闘いの真ん中におられた安里清信さんの生涯と精神の旅を、おいかけた映画「シバサシ」をみて、沖縄の知られざる歴史・闘い・思いに触れる場になればと思います。

シバサシ-安里清信の残照-
(2012年/90分/輿石正 監督)
反CTS闘争の真ん中におられた安里清信さんの生涯と精神の旅を、沖縄に根を張る輿石正監督がおいかけた渾身のドキュメンタリー

※シバサシとは―柴(ススキなど)を家の四隅にさし、結界を張る行事。

安里清信(あさとせいしん)さんプロフィール
1913年、与那城村屋慶名で生まれ、中国山西省で激戦に従軍。
廃墟の沖縄で教員として生き、本土復帰の翌年「金武湾を守る会」の世話人になり、国策としてのCTS(石油備蓄基地)をふくむ巨大な金武湾コンビナート計画に抗った。
「沖縄の住民運動にリーダーはいらない。住民の一人ひとりが代表なんです。我々には第二次大戦の苦い経験がある。 代表者がいようといまいと、踏みにじられるのは、一人ひとりの個人です。」と訴え、一人一人の生存をかけた歩みを共に歩みぬいた。

ゲスト

輿石正(こしいしまさし)監督
1946年山梨県生まれ。小川伸介監督に映画作りを学び、1985年に東京から沖縄県名護市に移住。以来沖縄に根を張り、住んでいる足元から、人を描くドキュメンタリー映画を撮り続けている。
現在は、「シバサシ」の続編として、「沖縄 やんばる 東海岸物語」を製作中。
<主な作品>
「基地はいらない・命の響き」(2002年)、「未決・沖縄戦」(2008年)、「悼画 金城祐治さん」(2009年)、「辺野古不合意ー名護の14年とその未来へー」(2010年)、「10年後の空へーOKINAWAとフクシマ」(2011年)、「泥の花」(2014年)


3.11避難者からの一言:森松明希子さん
(福島県郡山市から大阪市に二児を連れて、母子避難中。原発賠償関西訴訟原告団長)


料金

一般:2,000円
シニア・会員:1,800円
U25割引(25歳以下の方):1,500円 ※証明書要提示
5/27(火) 12:00より販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
【チケット購入ページ】※WEB販売は、各日程上映の1時間前まで
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=19790

●劇場窓口販売
5/27(火祝) 12:00より販売開始。連日最終作品上映開始30分後まで受付。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

協力

東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream(代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会


これまでの上映作品

第1回:2021年3月13日(土)・14(日)開催
福島原発の歴史を学ぶ/事故発生当時を振り返る/声をあげる人達の声を聴く
『「知事抹殺」の真実』『東電テレビ会議 49時間の記録』『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』『終の住処を奪われて』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s210313.html

第2回:2021年12月11日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『真実はどこに?』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s211211.html

第3回:2022年1月22日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『パレスチナからフクシマへ』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220122_2.html

第4回:2022年3月4日(金)・27日(日)開催
想いを受け継ぐ/劇映画だから描ける真実を観る
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』『朝日のあたる家』『BOLT』
http://www.theater-seven.com/ev/ev_s220304.html

第5回:2022年8月11日(木祝)、9月11日(日)開催
核被害に向き合い、つながり、闘い、生き抜く
『ヒロシマ、そしてフクシマ』『かくれキニシタン~声をあげる10年目の福島~』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220811.html

第6回:2022年11月12日(土)、12月11日(日)
Beyond the Time 時を超えて
『NEW WORLD 岩崎孝正作品集』『10年後の空へーOKINAWAとフクシマー』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s221112.html

第7回:2023年3月4日(土)、3月18日(土)
核被害に向き合い、多角的な視点で考え、広くつながる
『核分裂過程』『あしたが消える ーどうして原発?ー』『発酵する民』『スノーデン』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230304.html

第8回:2023年8月11日(金祝)、8月13日(日)
原水爆と原発 ー明日のために、歴史をたどって考える ー
『いのちの岐路に立つ 核を抱きしめたニッポン国』『わたしの、終わらない旅』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230811_2.html

第9回:2023年12月17日(日)
薬害エイズの闘いに学びつながる
『人間の尊厳をかけて 薬害エイズ10年のたたかい』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s231217.html

第10回:2024年3月15日(金)、3月23日(土)
棄民と隠蔽<隠されてきた健康被害>
『闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界』『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240315.html

第11回:2024年8月9日(金)、8/18(日)
劇映画から原爆のことを胸に刻む
『NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘』『ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240809.html

第12回:2024年12月8日(日)
開戦の日に考える 国策推進と犠牲
『鶴彬(つる あきら)こころの軌跡』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s241208.html
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240809.html

第13回:2025年3月15日(土)、3月29日(土)
事実を積み上げて 真実に迫る
『太陽の蓋』『「知事抹殺」の真実』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s250315.html


会場

シアターセブン
〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
TEL:06-4862-7733
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