特集上映&避難者トーク企画
3.11を改めて考える~原発問題を中心に~
第15回:被爆80年 知られざる長崎に思いをはせる

開催日時

2025年 8月30日(土)
14:45開場/15:00開演


「怒りの広島 祈りの長崎」という言葉がありますが、実際どうなのでしょうか。
今回は長崎が舞台の劇映画「せんせい」を観て、長崎ご出身で秋月辰一郎先生とも親しくされておられた 山口研一郎先生に「長崎について」縦横に語っていただき、知られざる長崎に思いをはせたいと思います。

<上映作品>
せんせい
(1983年/103分/大澤豊監督)

©北星

長崎の小学校へ赴任してきた山口竹子先生は子どもの心をつかみ、生徒たちの人気者になる。
しかしある日、急病で倒れ入院しやがて白血病であることが判明する。その後、竹子先生がどう生きたのか…。

元長崎市立山里小学校教諭・山口竹子さんをモデルとして、子とも達とのふれあい、彼女の死を通して平和の大切さを描いた「爽何桃の花咲くたびに」 (原作・坂口便/平和教育資料編集委員会編纂)を元に、長崎県下で撮影。

主演の竹子先生に五十嵐めぐみ、長崎県下のオーディションで選ばれた子どもたちと熱演を繰り広げています。
親子で観て、語り合ってほしい劇映画です。
監督:大澤豊
音楽:佐藤勝
出演:五十嵐めぐみ、中原早苗、山本圭、斉藤とも子、小池朝雄、宮崎靖雄、湯沢紀保、志喜屋文

<トーク>
私が見てきた被爆地・長崎 ~1945年から1990年代のナガサキ~

トークゲスト
山口研一郎さん
(脳神経外科医、高次脳機能障害の第一人者 やまぐちクリニック)

1949年、長崎県長崎市生まれ。戦後の長崎の様子を見ながら育つ。長崎大学医学部卒業。
脳死移植の問題を出発点に「現代医療を考える会」の代表として、30年以上市民と共に、現代医療の様々な問題を考える活動を続ける。
また日本軍が中国大陸で行った731部隊の問題にも力を注ぎ、日本側から現地訪問団にも参加した数少ない医師のおひとり。

※3.11避難者からの一言あり
※登壇者は予定です


料金

一般:2,000円
シニア・会員:1,800円
U25割引(25歳以下の方):1,500円 ※証明書要提示
7/21(月祝) 12:00より販売開始

●インターネット販売(クレジットカード決済のみ)
【チケット購入ページ】※WEB販売は、各日程上映の1時間前まで
https://nanageitheater7.sboticket.net/reserve?schedule=20466

●劇場窓口販売
7/21(月祝) 12:00より販売開始。連日最終作品上映開始30分後まで受付。
但し、お座席がなくなり次第販売終了。
当日券は、残席があった場合のみ、当日開館時間より窓口にて販売。

協力

東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream(代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会


これまでの上映作品

第1回:2021年3月13日(土)・14(日)開催
福島原発の歴史を学ぶ/事故発生当時を振り返る/声をあげる人達の声を聴く
『「知事抹殺」の真実』『東電テレビ会議 49時間の記録』『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』『終の住処を奪われて』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s210313.html

第2回:2021年12月11日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『真実はどこに?』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s211211.html

第3回:2022年1月22日(土)開催
海外とつながり、海外に学ぶ
『パレスチナからフクシマへ』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220122_2.html

第4回:2022年3月4日(金)・27日(日)開催
想いを受け継ぐ/劇映画だから描ける真実を観る
『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』『朝日のあたる家』『BOLT』
http://www.theater-seven.com/ev/ev_s220304.html

第5回:2022年8月11日(木祝)、9月11日(日)開催
核被害に向き合い、つながり、闘い、生き抜く
『ヒロシマ、そしてフクシマ』『かくれキニシタン~声をあげる10年目の福島~』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s220811.html

第6回:2022年11月12日(土)、12月11日(日)
Beyond the Time 時を超えて
『NEW WORLD 岩崎孝正作品集』『10年後の空へーOKINAWAとフクシマー』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s221112.html

第7回:2023年3月4日(土)、3月18日(土)
核被害に向き合い、多角的な視点で考え、広くつながる
『核分裂過程』『あしたが消える ーどうして原発?ー』『発酵する民』『スノーデン』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230304.html

第8回:2023年8月11日(金祝)、8月13日(日)
原水爆と原発 ー明日のために、歴史をたどって考える ー
『いのちの岐路に立つ 核を抱きしめたニッポン国』『わたしの、終わらない旅』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230811_2.html

第9回:2023年12月17日(日)
薬害エイズの闘いに学びつながる
『人間の尊厳をかけて 薬害エイズ10年のたたかい』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s231217.html

第10回:2024年3月15日(金)、3月23日(土)
棄民と隠蔽<隠されてきた健康被害>
『闇に消されてなるものか 写真家 樋口健二の世界』『チェルノブイリ・28年目の子どもたち』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240315.html

第11回:2024年8月9日(金)、8/18(日)
劇映画から原爆のことを胸に刻む
『NAGASAKI・1945 アンゼラスの鐘』『ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実』デジタルリマスター版
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240809.html

第12回:2024年12月8日(日)
開戦の日に考える 国策推進と犠牲
『鶴彬(つる あきら)こころの軌跡』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s241208.html

第13回:2025年3月15日(土)、3月29日(土)
事実を積み上げて 真実に迫る
『太陽の蓋』『「知事抹殺」の真実』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s250315.html

第14回:2025年6月23日(月)
沖縄慰霊の日に考える
『シバサシ-安里清信の残照-』
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s250623.html


会場

シアターセブン
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